プリスリーズ賞

2019年 受賞者

特別功労賞 淡谷のり子(あわや のりこ)

1907年8月12日〜1999年9月22日
青森県青森市浜町生まれ。
昭和4年、東洋音楽学校(現・東京音楽大学)声楽科卒。
昭和12年「別れのブルース」が大ヒット。13年には「雨のブルース」もヒットし、“ブルースの女王”といわれた。
シャンソンでは、誰よりも早く「二人の恋人」(昭和8年)、「巴里祭」(昭和10年)などを録音し、「暗い日曜日」(昭和11年)、「人の気も知らないで」(昭和13年)は、日本で大ヒットとなった。
昭和46年日本レコード大賞特別賞、47年紫綬褒章受章。


特別功労賞 薩摩忠(さつま ただし)

1931年1月29日〜2000年3月24日
東京生まれ。
慶応義塾大学文学部フランス文学科卒。
室生犀星詩人賞受賞〔昭和39年〕「海の誘惑」
藤浦洸、堀口大學、野上彰に師事して詩作を学ぶ。
主な詩集に「蝶の道」「海の誘惑」「愛するものたちへ」「日曜日の夜」「詩文集昆虫のうた」など、エッセイ集に近代日本の童謡や唱歌の名作を論評した「うたの博物誌」、少年少女向きの詩集に「まっ赤な秋」がある。
シャンソンとのかかわりも古く、シャンソン・ブーム(1955年代〜)にはマスコミにおいて評論・放送台本などで活躍。数多くの訳詞を芦野宏、石井好子、岸洋子、堀内環等に提供した。その豊かな語彙から紡ぎだされた訳詞は、エスプリに富み、日本語のアクセント、抑揚に添うように吟味され、今なお多くの歌手によって歌い継がれている。


最優秀新人賞

八田朋子(やつだ ともこ)

聖徳大学音楽学部演奏学科舞台総合表現コース卒業。
第2回中板橋商店街へそ娘コンテスト準グランプリ。
第3回内幸町ホールアワードシャンソンコンクール入賞。
シャンソンを深江ゆか、藤原和矢の両氏に師事。
シャンソニエ蛙たちとラマンダでお手伝いをしながら歌の勉強を続けている。


優秀新人賞(4名)

小峰里緒(こみね りお)

東京都出身。
初めて観たミュージカルに魅了され、幼少期よりダンスを習い始め、舞台の道を志す。
小学生の頃より多数の舞台に出演し、この春、大学卒業をきっかけに本格的に音楽や舞台の活動を始める。今回のプリスリーズが初めてのシャンソンとなる。
これまでに2015年ダンスレボリューション(築地ブティストホール)、2018年ズボン船長 (梅田芸術劇場)などに出演。主演舞台は3作品。ミュージカルとシャンソンを五十嵐志保美氏に師事。

SAKURA.(さくら)

岐阜県白川町出身。
20歳でアイドルからシャンソンへ転向。
現在、芸能プロダクションを辞め、フリーとなり東京・大阪・名古屋を中心に全国各地でイベント、コンサートを行っている。
2018年デビュー 10ht anniversary をブルーノートにて、(演奏:いちむじん)公演を行った。

セニョリ〜タとも夜(せにょりーた ともよ)

山梨県出身。
幼少の頃から活動的でいつの間にか舞台に快感を覚え、役者を目指し桐朋学園短期大学に入学、上京。
卒業後にシャンソン歌手ソワレと出逢い、2017年にセニョリ〜タとも夜(命名ソワレ)として渋谷、サラヴァ東京にてシャンソン歌手としてデビュー。
その人間性と一度聞いたら忘れられないインパクト大の歌唱、パフォーマンス力は絶大で、各方面から称賛を浴びる。シャンソニエではない舞台からシャンソンの魅力を若者へと伝達したいと日々、精進している。ソワレプロデュースのCD「シャンソンワレ」にアンブレ♡ラヴ魅&姫城パンチと結成した「ソワシャン三人娘」として参加。2月17日に日本コロムビアからデビューを果たした。

依田知絵美(よだ ちえみ)

長野県出身。
国立音楽大学音楽学部演奏学科声楽科卒業。
東宝芸能株式会社エンターテイメント事業部所属。
音大卒業後は舞台やミュージカルをはじめ、企業の広告タレントとしても活動。
舞台をきっかけにシャンソン歌手、花木さち子氏に出会いシャンソンを歌い始め、四谷三丁目のライブハウス「Una canzone」にてデビューをする。
現在、都内ライブハウスやシャンソニエに多数出演中。

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